ボイスドラマ用語解説

プルティア用語

石落とし

冥王星に落下する隕石を戦闘機で撃ち落とす作戦のこと。
隕石自動感知レーダー・撃墜レーザー連動システムを持たないプルティアならではの任務。
実戦の無いプルティア戦闘機隊にとっては、実戦訓練も兼ねて行われる。


プルティッツ

冥王星で発見された新物質。
完全循環エネルギーとして利用できる。
冥王星では戦闘機や、基地のシステムの半分をプルティッツを利用したエネルギーで動かしている。
しかし、人体には非常に危険な遅行性毒物でもあり、接触することでプルティッツ中毒を引き起こす。
プルティッツの中には、クークーというウイルスが住んでいる。


クークー・ウイルス

冥王星で産出される物質プルティッツの中に生息する細菌。
引力で意思疎通を図ることができる、高度生命体。
人体に入ると、細胞になり変わって体を作り変えてしまう。
その状態をクークー症候群という。


クークー症候群

クークー・ウイルスに感染し、人体に著しい影響が出ている状態。
◆クークーの引力を介した意思疎通が可能。
 (簡単に言えば、感染者同士は思考が読める)
◆人類がこれまでかかった病気全てへの免疫を持つ。
◆自己回復力が異常に高まっている。
◆老化システムが消滅。
◆クークーを介して、プルティッツの動きを制御することが可能。
簡単に言えば、不老で、死ににくい体になっているうえに、感染者同士は思ったことが通じ合う状態に。






戦闘機

ケルベロス

プルティアが開発中の、最新鋭戦闘機。
三枚翼で、多方位に適した形状。
プルティッツエンジンを搭載している。
クークー症候群の能力を最大限に活かせるよう開発されている。
しかし、プルティッツの液体の中にコックピットが浮いているという構造のため、
試作段階では、あまりの乗り心地の悪さに、何人ものパイロットが地獄を見た。


ブラック・ハウンド

プルティアに正式配備されている一般的な戦闘機。
他の惑星の戦闘機とも大きな違いはない。
目立った特徴や機能はないが、スタンダードで扱いやすい機体。
タイプTは旧式で、現在は使用されていない。
タイプUが正式採用機。
タイプVはプルティッツエンジン搭載型。
複座型のビッグ・ハウンドもある。


ライトニング・クロノス

土星軍正式採用機。
スピードが出る機体で、反応速度が速い。
小回りの利く機体で、連携した飛行に適している。




惑星軍

プルティア(冥王星軍)

10年前、外惑星同盟(木星・土星・天王星・海王星)によって設立された軍隊。
士官の多くを他惑星出身者が占める。
辺境ゆえに実戦経験が無く、のんびりしている。
実は色々と秘密を隠している。


サターニア(土星軍)

太陽系最強を誇る軍隊。超好戦的な兵士が多い。
戦闘機隊の強さは他惑星軍に恐れられるほどで、その中でも遊撃隊はずば抜けて強い。
火星と比較的近いこともあり、常に周辺宙域が激戦区となるため、戦争に対してもシビアに見ている。


アレシア(火星軍)

内惑星勢力の中で最も戦闘力の高い軍隊。
サターニアと戦うことが多いため、戦闘機隊が強い。
しかし、地球の代理戦争ばかりやらされることに不満が溜まっている。